モデルコース
歴史と温泉ウォーキングコース(約3km)
歴史と温泉ウォーキングコース(約3km)
所要時間:4時間前後
難易度:★★★☆☆(中級者向け)
津金寺や笠取峠の松並木をめぐる日本の歴史に触れる教養コース。トータルで約3kmウォーキングができるため、運動不足解消やダイエットにもおすすめ。最後は天然温泉の露天風呂で汗と疲れを流しましょう。
備考・注意点
屋外の移動が多いので、日傘や帽子、飲み物を持参し、こまめに水分補給してください。
徒歩が主な移動手段になりますので、身軽な装いと歩きやすい靴が適しています。
折り畳み傘やカッパなどの雨具の携帯をおすすめします。
バス運行期間・時間を事前確認(通常 一日に3本)
このコースで巡るスポット
笠取峠の松並木
中山道の一部。昔懐かしい風景とともに、150本のアカマツが残る散歩道。
笠取峠の松並木は、長野県の天然記念物に指定されている歴史スポットです。全長約850メートルにわたり、五街道のひとつ・中山道の一部として旅人を迎えてきました。その始まりは1604年(慶長9年)、江戸幕府二代将軍・徳川秀忠が諸街道の改修にあわせて植樹を命じたことにさかのぼります。以来、数世紀にわたり旅人や大名の往来を見守り続け、今なお当時の面影を残しています。
現在は約150本の赤松が残り、その中には樹齢200年以上の古木も確認されています。400年以上の歴史を重ねた松並木を歩けば、ふとかつての旅人が見たであろう景色に出会うことができます。

徒歩20分
津金寺
日本最古の天台宗談議所。静かな空間で、ゆっくりと日本の伝統文化や自然に触れる。
津金寺は、立科町の里エリアに位置する寺院で、日本の伝統と自然をあわせて楽しめるスポットです。大宝2年(702年)、名僧・行基によって開かれたと伝わり、日本最古の天台宗談義所として知られています。かつては信濃国天台五山のひとつに数えられ、学問と信仰の中心地として多くの人々に親しまれてきました。
境内には、再建された観音堂や仁王門、妙見堂などが立ち並び、長い歴史の移り変わりを感じられます。春には桜やカタクリの花が咲き乱れ、自然散策を兼ねた参拝にもおすすめです。
また、津金寺は長野県の郷土環境保全地域にも指定されており、豊かな自然と静かな環境の中でゆったりと過ごすことができます。歴史探訪と季節の花々の観賞を一度に楽しめる津金寺は、文化や自然に触れたい方にぴったりの観光スポットです。

徒歩15分
芦田宿・本陣(約15分)
江戸時代から明治維新にかけて、公家や諸大名が宿泊や休息に立ち寄った宿駅。
芦田宿・本陣は、中山道の宿場町の名残を今に伝えるスポットです。慶長6年(1601年)、江戸幕府による街道整備とともに設けられ、北佐久地域で最も古い中山道宿場として知られています。江戸時代から明治維新にかけて、公家や大名が宿泊や休憩に利用しました。
現在残る本陣の建物は、寛政12年(1800年)に建て替えられたもので、1988年には長野県宝に指定されました。京風造りの江戸後期の建築と、手入れされた庭園が見どころです。館内には、大名宿泊の記録を示す宿札や、武田二十四将を描いた絵画も展示されています。
※館内を見学する際は、お家の方に声をおかけください。

徒歩20分
権現の湯(約1時間)
立科温泉権現の湯は、浅間連峰を望む絶景とともに天然温泉を楽しめる日帰り温泉施設です。地元の方々の憩いの場として親しまれ、観光客にも人気のスポットとなっています。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、神経痛や冷え性、慢性皮膚病などに効果があるとされ、旅の疲れを癒すのにぴったり。露天風呂やサウナのほか、福祉風呂も整備されており、幅広い世代が安心して利用できます。
館内には食事処「権現亭」があり、地元食材を使った手づくり料理を堪能できます。人気のからあげ定食やエビフライ定食はボリューム満点で、温泉後の食事に最適。売店では立科町の農産物や特産品も販売しております。
入館料は大人500円、子供200円とリーズナブル。絶景と温泉、美味しい食事を気軽に楽しめる「権現の湯」で、旅の終わりに心も体もリフレッシュしましょう。
入館料金:大人(中学生以上)500円、子供(小学生)200円 天然温泉で汗を流し、ゆっくりと休息。併設する食堂で腹ごしらえをしてもよし(19時まで営業)。地元の農産物や特産品を置いた売店あり。
ゴール 権現の湯(バス停) → 駅・宿泊施設へ戻る(最終)歩き疲れても、座れるバスで帰路も安心。

立ち寄りポイント

ふるさと交流館・芦田宿
中山道芦田宿の歴史や、地域の偉人等の解説ボードが展示。

